好評につき延長につぐ延長を重ねていた
海底調査の特別展に行ってきました。
(といっても、2週間も前の話ですが・・・^^;)
本当は呉に泊まってゆっくり・・・したかったのですが
仕事の都合上、朝から夜までの弾丸ツアーです。
上画像をどの辺りで撮影したか判る人は
間違いなくリピーターさんですね。
そう。「ゆめタウン」から大和ミュージアムへの連絡橋からの一枚です。
そんな訳で
- 大和ミュージアム
- 入船山記念館
- アレイからすこじま
- 歴史のみえる丘 記念公園
- 両城の石段
- 武智丸
の順で呉とその近辺を巡ってきました。
今回は大和ミュージアム編です。
呉に到着、そして大和ミュージアムへ
呉に到着したのは朝9時15分頃。
土曜日ということもあってか、呉地方隊もどことなく静かでのんびりした雰囲気に感じました。
連絡橋の右手には海上自衛隊資料館の目玉
おやしお
相変わらずスゴイ光景ですが、今回は時間の都合上パスとなります。
連絡橋を渡って階段を下りれば、大和ミュージアムですが
ここまで来れば、迷う人は居ないと思います。
ただただ圧倒される1/10大和の威容。
模型とは思えない迫力とサイズですね。
写真では伝わらないのが残念ですが
行った事のある人なら、判ると思います。
圧倒されるというか、あの感覚をw
大和を見るのも、これで4回目になりますが
毎回見る度に発見があるのがスゴイ所。
(私の観察眼がショボいだけかもしれないけど^^;)
企画展「海底の戦艦大和」
お目当ての特別展は、一部の引き上げ品を除いては
パネルや映像展示が主体となっていました。
図面も何枚か展示されていました。
大和型を研究している人やモデラーは、
見た事のあるような装備品や船体の画像が並び
感慨深いものがあったと思います。
ただ、大和型(特に装備品を詳しく)知らない人には
ちょっと判りづらい部分があったかも知れません。
一応CG映像でフォローされていましたが
海洋生物の付着や腐朽で、形状が判りづらい画像も多かった印象です。
(海底に沈んでいるので仕方がないとは思いますが。)
その分だけ
大和が沈み終戦してからの時間経過を実感できて、
意義の大きい企画展だったと思います。
わたし達が海底の大和を見ながら、あの戦争について考える事が出来るのも
それほど長くはないのかもしれませんね。
企画展のガイドブック
大和ミュージアムを訪れたら、気になるのがショップですw
マグカップ、マウスパッド、シール、菓子、さらにはプラモなどなど
お土産品についつい圧倒されてしまいがちですが・・・
モデラーの皆さんにオススメしたいのが
企画展のガイドブック。
ガイドブックは、企画展で展示された写真や資料をまとめたもの。
300円~500円程度とリーズナブルながら
フルカラー印刷です。
購入しておけば、いつでも企画展の展示物を参照できる訳です。
その中でも今回の企画展をまとめた
「戦艦大和2016年深海撮影調査プロジェクト」
はモデラーにとって、非常に参考になるはず。
海底で撮影された画像はすべてフルカラー印刷で
資料性はバツグン。
本書の半分は海底のフルカラー画像で占められているので
もはやガイドブックというより、立派な専門書籍・資料本に近いです。
あと武蔵の艦橋内部の写真も載っていましたが、
こちらは「天皇陛下が作戦室の海図を覗いているあの有名な写真ではなく
士官の人が写っている、私は初めて見る写真でした。
(武蔵の写真は、モノクロです。)
オマケにDVDも付属しているので
買って大正解でした。
体裁もガイドブックを超え、完全に書籍のそれなので
ミュージアムショップでもしばらく並ぶかもしれません。
(並んでいるとは言っていない)
今ならアマゾン経由で購入が可能です。
発売日:発売中
価格 :2,700円(定価、税込み2,916円)
いずれにせよ
見かけたら即ゲットをオススメしておきます。
初めて大和ミュージアムを訪れた人は
コチラも忘れずに。
「大和ミュージアムの常設展示図録」
これがあれば、常設展示は飛ばして
企画展に集中できる。
今回に限らず、ミュージアムショップでは
企画展のガイドブックが販売されている事が多いので
興味のある人は忘れずチェックをオススメします。
次回は呉市内の探索へ向います。