艦船模型のプラモデルを選ぶときに注意したいのが
完成した戦艦や空母のプラモデルを保管するスペースです。
艦船模型は接着剤を使用して組み立てる事が前提となっているので
一度組み立てた後に、分解して保存する事が難しいです。
殆どの艦船模型のプラモデルは
完成すると購入した際の箱の中には収まりきらない事が殆どです。

特に1/350の大和クラスの大型キットともなると
保管場所を確保するだけでも一苦労するかもしれません。
したがって、せっかく完成させたのに
保管場所や保管方法を準備しておかないと
完成させた後で、落下などの事故に巻き込まれ破損・・・
なんて事にもならないように
- 保管場所
- 保管方法
を検討した上で
キットのスケールなどを選定したいものです。
艦船模型の保管方法
艦船模型の保管方法といっても
他ジャンルの模型の保管方法と大きく異なる訳ではありません。
- ディスプレイケース(別売)を用意する
- 棚など確保した保管場所を利用する
というだけの話なのですが
1/350の大和だと実に1m近くのスペースが必要となるので
購入前にどこにどのように置くか検討しておかないと
完成してから保管場所を探すのでは対応できないかもしれません。
また大型モデルを収納・保管できるディスプレイケースは
キット本体かそれ以上に高価なのも、念頭に入れておくべきです。
1/700スケール用のディスプレイケースならそれほどでもありませんが、
1/350スケール用のディスプレイケースはかなり高価です。
ディスプレイケースに保管すると
完成した艦船模型が引き締まって見えるだけでなく
ホコリからも守ってくれますが、高価な点が玉にキズだと言えます。
なので、空いた棚に入れて
飾っておくだけの人も案外多いです。

私もスチールラックの上に
海面を模した台を置いて、その上に完成した艦船模型を並べているだけです。
艦船模型の天敵「ホコリ」に対処する
ディスプレイケースもですが
棚に置くだけでも専用のスペースさえ確保しておけば
破損事故は相当に軽減されることでしょう。
ただし、ホコリだけは
棚に置いただけでは防ぎようがありませんから

↑のような模型専用のホコリ除去ブラシで
定期的に掃除するか、
一層のこと、模型専用のショーケースを
買ってしまうのも手です。
1/700なら1万円以下で
なかなか良いショーケースが調達できるようです。
艦船模型は保管場所で購入するキットが決まることも・・・
以上、キット選択を考える上で
完成後の保管場所や方法について触れました。
1/700スケールなら大和でも40cm前後ですから
保管スペースは確保しやすいですが
1/350やそれ以上の大型キットを購入・製作しても
保管場所が確保できない場合は
1/350は諦めて1/700スケールのキットに変更する必要もあるかもしれません。
買ってきたり、完成した後に
「やばい、どうやっても置き場所が無いぞ・・・」
なんて事にならないように
購入前に保管場所や保管方法についても
検討しておきましょう。