資料館・博物館探訪記

大和ミュージアム探訪記 2018年3月 海底調査企画展

好評につき延長につぐ延長を重ねていた
海底調査の特別展に行ってきました。
(といっても、2週間も前の話ですが・・・^^;)

 

本当は呉に泊まってゆっくり・・・したかったのですが
仕事の都合上、朝から夜までの弾丸ツアーです。

 

上画像をどの辺りで撮影したか判る人は
間違いなくリピーターさんですね。

そう。「ゆめタウン」から大和ミュージアムへの連絡橋からの一枚です。

 

そんな訳で

 

  1. 大和ミュージアム
  2. 入船山記念館
  3. アレイからすこじま
  4. 歴史のみえる丘 記念公園
  5. 両城の石段
  6. 武智丸

 

の順で呉とその近辺を巡ってきました。

 

今回は大和ミュージアム編です。

 

 

呉に到着、そして大和ミュージアムへ

呉に到着したのは朝9時15分頃。
土曜日ということもあってか、呉地方隊もどことなく静かでのんびりした雰囲気に感じました。

 

 

 

連絡橋の右手には海上自衛隊資料館の目玉
おやしお

相変わらずスゴイ光景ですが、今回は時間の都合上パスとなります。

 

連絡橋を渡って階段を下りれば、大和ミュージアムですが

ここまで来れば、迷う人は居ないと思います。

 

 

ただただ圧倒される1/10大和の威容。
模型とは思えない迫力とサイズですね。

 

写真では伝わらないのが残念ですが

行った事のある人なら、判ると思います。

 

圧倒されるというか、あの感覚をw

大和を見るのも、これで4回目になりますが

毎回見る度に発見があるのがスゴイ所。

(私の観察眼がショボいだけかもしれないけど^^;)

 

企画展「海底の戦艦大和」

 

お目当ての特別展は、一部の引き上げ品を除いては
パネルや映像展示が主体となっていました。

 

図面も何枚か展示されていました。

 

大和型を研究している人やモデラーは、
見た事のあるような装備品や船体の画像が並び
感慨深いものがあったと思います。

 

ただ、大和型(特に装備品を詳しく)知らない人には
ちょっと判りづらい部分があったかも知れません。

一応CG映像でフォローされていましたが
海洋生物の付着や腐朽で、形状が判りづらい画像も多かった印象です。

(海底に沈んでいるので仕方がないとは思いますが。)

 

その分だけ

大和が沈み終戦してからの時間経過を実感できて、

意義の大きい企画展だったと思います。

 

わたし達が海底の大和を見ながら、あの戦争について考える事が出来るのも
それほど長くはないのかもしれませんね。

 

 

企画展のガイドブック

 

大和ミュージアムを訪れたら、気になるのがショップですw

 

マグカップ、マウスパッド、シール、菓子、さらにはプラモなどなど
お土産品についつい圧倒されてしまいがちですが・・・

 

モデラーの皆さんにオススメしたいのが
企画展のガイドブック。

 

ガイドブックは、企画展で展示された写真や資料をまとめたもの。

300円~500円程度とリーズナブルながら
フルカラー印刷です。

購入しておけば、いつでも企画展の展示物を参照できる訳です。

 

その中でも今回の企画展をまとめた

「戦艦大和2016年深海撮影調査プロジェクト」

はモデラーにとって、非常に参考になるはず。

 

 

 

海底で撮影された画像はすべてフルカラー印刷
資料性はバツグン。

 

本書の半分は海底のフルカラー画像で占められているので

もはやガイドブックというより、立派な専門書籍・資料本に近いです。

 

あと武蔵の艦橋内部の写真も載っていましたが、
こちらは「天皇陛下が作戦室の海図を覗いているあの有名な写真ではなく
士官の人が写っている、私は初めて見る写真でした。
(武蔵の写真は、モノクロです。)

 

オマケにDVDも付属しているので
買って大正解でした。

 

 

体裁もガイドブックを超え、完全に書籍のそれなので
ミュージアムショップでもしばらく並ぶかもしれません。
(並んでいるとは言っていない)

 

今ならアマゾン経由で購入が可能です。

 


戦艦大和 2016年深海撮影調査プロジェクト

発売日:発売中
価格 :2,700円(定価、税込み2,916円)

 

いずれにせよ
見かけたら即ゲットをオススメしておきます。

 

 

初めて大和ミュージアムを訪れた人は
コチラも忘れずに。

 

「大和ミュージアムの常設展示図録」

これがあれば、常設展示は飛ばして
企画展に集中できる。

 

今回に限らず、ミュージアムショップでは
企画展のガイドブックが販売されている事が多いので
興味のある人は忘れずチェックをオススメします。

 

次回は呉市内の探索へ向います。