艦船模型 初心者講座

艦船模型をまずは「カタチ」にしよう

  • 艦船模型の楽しみ方
  • 戦艦や空母などのプラモデル最初の1隻目の選び方

ここまで艦船模型について
色々とお伝えしてきましたが・・・

私は、なにも最初から全てのパーツをキレイに接着し
説明書通りに「完成」させなくても良いんじゃないかと
思っています。

もちろん、説明書の通りに
全てのパーツを接着・組み立て・塗装するのが
望ましいのは間違いないです。

  • 接着しづらいマスト
  • とにかく数が多い単装機銃
  • よくワカラナイけど、やたら細かい粒状の測距儀や指揮装置の数々

これらもしっかり組み立てれば
密度感がUPし完成品がグッとUPしますが・・・

  • プラモデルを作った事もない

という人が最初から完璧に組み立てるのは
やはり敷居が高いと思うのです。

 

私が艦船模型に触れたのは小学校4年生くらいでしたが
すでにプラモは何かしら作っていたし、工作は得意科目ではあったのですが・・・それでも

マストは完璧にくみ上げる事ができませんでした。

米粒のような測距儀や指揮装置の数々には辟易し
パーツを切り出しさえせず、無視していました^^;

もちろん、塗装なんてするはずもありませんでした。

そんな、他人様には見せられない作例でも
迫力のある艦影には、自分なりに満足し憧れ
それを自分の手で作った充実感は大きなモノでした。

大和も完成したものの、棚から落下等々で
何度作ったか判りませんし、塗装を本格的に行うようになったのも
大学生になってから。

それまではひたすら、自分の満足が得られる範囲で
組み立てただけの艦船模型でした。

そう、完成というよりは、
艦船の「カタチ」になっていただけでした。

ですから、
あなたも最初の1隻目から、
完璧に作り上げる必要なんて無いんです。

細かい所は、ひとまず置いておいて
艦船の大まかな「カタチ」が見えてきて満足した所で
一応の「完成」としてもOKな訳です。

別に他人に見せる必要もないのであれば
「あなたが満足・充実感を得られる事」
ココが趣味である以上、一番大事なのですから。

残った作業は
気が向いた時や、あなたがスキルUPした後で再挑戦したってOKな訳です。

その代わりと言ってはなんですが
2隻目、3隻目とどんどん作っていく中で
早めに艦船模型に慣れて、好きになっていってください。

そうして、経験を積み重ねる内に
ゆくゆくは、他人様にお見せできる作例も
製作できるようになっているはずです。

まぁ、あまり先の事は考えず、気の趣くままに・・・

「まずは艦船模型をカタチにする事からスタートしましょう!!」